2つの名前を持つ!?「大みか饅頭(おおみかまんじゅう)」とは…
茨城県日立市『大みか町』が発祥の人気の銘菓「大みか饅頭(おおみかまんじゅう)」は、北海道の十勝で作られた小豆で作られたこし餡を、米の粉を主とした白い生地で包んだ食べやすい和菓子です。
大みか饅頭。こし餡好きならぜひ!
こし餡好きじゃなかったんですが、これを食べてこし餡への印象が変わりました。https://t.co/BwUtASu72h#推して参ろう地元の銘菓 pic.twitter.com/EPWXnXXzj6— なつる (@naturu_tb) May 7, 2020
大みかといえば「大みか饅頭」というくらい茨城では有名な銘菓ですが、水戸市内の店舗で販売されている「大みか饅頭」は「光圀饅頭」と名前を変えて販売されています。
その理由は、食通でも有名な水戸藩2代藩主・徳川光圀が愛用していた『一節切』という笛に、『光圀』と自身の名前を刻んでいたことに影響を受け、水戸では『光圀饅頭』と呼ぶようになったそうです。
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それ以来、「大みか饅頭」と「光圀饅頭」の2つの名前を持つ名物饅頭として知られるようになりました。
自分だけの焼印が作れる「大みか饅頭」
柔らかい白い生地が特徴の「大みか饅頭」ですが、季節のイベントに合わせた焼印付きの物が期間限定で販売されることがあります。
例えばバレンタインデーの時期には、ハート型の焼印が施され可愛らしいギフトに変身!!
また最近では、コロナの終息を願った『アマビエ』の焼印が施された「大みか饅頭」が登場し、話題となりました。
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その他にも受験生に向けた応援メッセージの『合格』やその年の干支を施したものまでデザイン豊富です。
そしてなんとこの焼印、自分オリジナルのデザインを注文することができます!!
イラストやメッセージどちらでも可能ですが、製作に1ヶ月ほど時間を掛ける場合もあるので、時間に余裕を持ってお店に相談して下さいね。
お茶のお供に「大みか饅頭」
柔らかい歯応えの「大みか饅頭」はお茶との相性が抜群に良いので、煎茶との詰め合わせギフトも登場しました。
こちらの煎茶は、日本の茶業界で活躍する茶師・前田文男さんが大みか饅頭と一緒に美味しく味わえるようにと思いを込めて作られた物です。
茨城県内で開かれる茶道会にも必ずおやつとして出されるのが「大みか饅頭」なので、茶業界でも注目の的のようです。
茶師・前田文男さん《公式》
https://yama8-net.com/?mode=f3
「大みか饅頭」で茨城の歴史に酔いしれてみては~まとめ~
「大みか饅頭」は、昭和天皇の御料菓にも使用されたことで有名な銘菓で、古き良き時代から多くの人に愛されてきました。
春の卒業や入学祝い、夏の帰省土産、秋のお彼岸、冬のバレンタインなど季節に合わせて楽しめる「大みか饅頭」は一年を通して喜ばれる贈り物でもあります。
甘くて優しい味わいの一口サイズで食べやすい「大みか饅頭」の美味しさと、その美味しさを守ってきた茨城の歴史に酔いしれてみてはいかがですか。
店舗では、単品で一つから購入することができます。
公式ページからの購入も可能ですので確認してみて下さいね。
運平堂 大みか饅頭《公式》
http://unpeido.co.jp
・運平堂 本店
〒319-1221 茨城県日立市大みか町1丁目6-7
《アクセス》
JR常磐線 大甕駅(大みか)から徒歩1分
《営業時間》
【月曜日〜木曜日、土曜日、日曜日】 午前8時30分〜午後18時
【金曜日】 午前8時30分〜午後18時30分
※年中無休(変更の可能性あり、詳細は公式ページでご確認下さい。)
《駐車場》
あり(12台)。
・運平堂 梅の屋光国 水戸店(光圀饅頭)
〒310-0011 茨城県水戸市三の丸1丁目4-4
《アクセス》
JR常磐線水戸駅北口から徒歩3分
《営業時間》
午前10時〜午後18時、水曜定休日(変更の可能性あり、詳細は公式ページでご確認下さい。)
《駐車場》
なし。
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