呉市の名物『鳳梨饅頭』ってなに?
広島県呉市に、知る人ぞ知る有名なお菓子屋さんがあります…それが天明堂さんです。
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創業1894年と歴史が深く、古くから地元の人々に愛されてきました。
そんな天明堂で一番人気のあるお菓子が「鳳梨饅頭(おんらいまんとう)」というこの平べったいお饅頭。
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今となっては、広島市内のデパートやお土産売り場でも購入できるほど有名で、呉に行けば必ずお店に立ち寄るという人も少なくありません。
見た目は普通のお饅頭ですが、実はこの中には一風変わった餡が入っています。
食べるととっても甘酸っぱくて、きっと意外な餡に驚くこと間違いなしです♪
鳳梨(おんらい)とは?…中国語でパイナップルのこと
鳳梨饅頭を初めて見たとき、なんて読むの??と戸惑ったことを覚えています。
鳳梨(おんらい)は中国語でパイナップルを指します。
そうです♪鳳梨饅頭の餡はパイナップル餡なのです(+_+)
パッケージを見ると中華料理の食器でよく見るような模様があり、味わいも台湾のパイナップルケーキに少し近いかもしれません。
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実際に食べてみると、餡を包んでいる皮はしっとりしたクッキーに近い食感で、ほろほろっとしています。
そして、餡はジャムというよりは堅めのゼリーや柔らかい飴に近いようなむちっとした食感です。
皮のバター風味と餡の甘酸っぱさ、パイナップルの爽やかな香りは相性抜群で、他にはない絶妙な味わいが楽しめます。
これが、なんと約50年以上前からあるそうで、当時パイナップル餡を使ったお菓子は特に珍しく、日本ではなかなか味わうことのできない異国の味だったのではないでしょうか。
隠し味は冬瓜!?檸檬味もあります♪
そんな鳳梨饅頭の餡には、隠し味として冬瓜が加えられています。
お菓子に冬瓜とは、これもかなり珍しいですよね!
調べてみたところ、中国には古くから冬瓜を砂糖漬けにしたお菓子があり、当時は王様が食べる高級なお菓子だったようです。
そして今でも縁起物として食べられており、月餅やパイの餡にも使われることが多いそうです。
ということは…天明堂さんは50年以上も前から本格的な中華菓子の味わいを表現されているということですよね!
この先もずっと残していってほしい、広島の大切な銘菓だと実感しました。
また、鳳梨饅頭には檸檬味もあります。
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こちらもレモンの風味が爽やかで、また違った味わいを楽しめるのでぜひチェックしてみてください♪
鳳梨饅頭はネットで購入が可能です~まとめ~
呉に来られた際にはぜひ、天明堂さんに足を運んでみてください。
駅からのアクセスも良く、呉の町並みも素敵なのでお散歩にも最適です。
また、広島市内のデパートやお土産ショップでも購入が可能です。
オフィシャルサイトは残念なことにないようなのですが、通販で購入できるサイトがあります。
遠方の方は、ぜひこちらもチェックしてみてください♪
《住所》
広島県呉市中通1-1-24
《アクセス》
■駅からのアクセス
・JR呉駅から東南方面へ徒歩約8分(マッターホルン病院向かい)
《営業期間》
・9:00~18:30
・定休日 日曜日
《料金》
・1個 135円
《駐車場》
なし
《オフィシャル》
なし
《通販が可能なサイト》
https://www.tau-shop.jp/shopdetail/000000000467/
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