そもそも「ういろう」ってナニ?羊羹(ようかん)との違いは?
「ういろう」は日本の伝統的な和菓子であり、米粉などの殻粉に砂糖を練り合わせて作る蒸し菓子です。
羊羹とよく似た見た目ですが、羊羹よりもっちりとしていて、甘さが控えめなのが特徴です。
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名古屋銘菓として扱われることの多い「ういろう」ですが、江戸時代には日本各地に製法が広がっており、他にも小田原市、京都市、山口市が名産地として有名です。
「ういろう」はその産地によっても味にそれぞれの特徴があり、味、見た目様々で面白いお菓子なのです!
今回はその中でも名古屋の「ういろう」に注目してみようと思います。
名古屋の「ういろう」の名店「大須ういろ」とは?
名古屋市内には沢山のういろう販売店がありますが、とりわけ有名なのが「餅文総本店」・「青柳総本家」・「大須ういろ」の三店です。
これらのお店のういろうは名古屋市民ならだれでも知っているお土産の定番です。
今回はこの中の「大須ういろ」をピックアップ!ご紹介します。
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「大須ういろ」は愛知県名古屋市、その随一の商店街である大須に本店を構える和菓子店です。
大須商店街内の二店舗の他、工場直売店が一店舗を展開し、名古屋市内の百貨店にも複数お店を構えています。
大須ういろは1947年に大須にて創業しました。
1659年創業の餅文総本店、1879年創業の青柳総本家に比べると新しいお店ですが、その人気は劣ることは決してありません。
大須ういろは伝統に立ち返りつつも、新しい革新的な商品で名古屋の人々の心を掴んでいるのです。
その商品の数々を見ていきましょう。
「大須ういろ」のおすすめ商品
・まずは定番商品の「ういろ」です。
「大須ういろ」のういろはお米の風味にこだわり、もっちり食感を大切にした一品です。
「ういろ」には、米粉の味を楽しめる「白」、桜葉の香り豊かな「桜」、上質な抹茶の深い味が楽しめる「抹茶」、黒砂糖の豊かな味が楽しめる「黒」、の四種類が展開されています。
・次に紹介するのが「ないろ」という商品です。
「ないろ」というのは「ういろ」にこしあんを練りこみ、しっとり仕上げた羊羹とういろの中間に位置するような商品です。
ないろは「大須ういろ」の専売商品であり、ここでしか食べられない一品なのでぜひ食べてみて下さい!
「大須ういろ」の革新的商品の数々!
「大須ういろ」では伝統的なういろをベースに様々な商品が展開されています。
・「ウイロバー」
伝統的なお菓子ながらも食べにくいなどの声も多く、あまりカジュアルに食べられることのなかったういろの弱点を克服するべく開発されたのがこの商品です。
アイスキャンデーのようなデザインにすることによって「食べやすさ」と「可愛らしさ」を両立させたこの商品はInstagramなどのSNSでもバズること間違いなし!ぜひ手に取ってみて下さい。
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・「ういろモナカ」
ウイロバーの人気を受けて、それに続く人気商品を作るべく開発されたのが「ういろモナカ」。
この「ういろモナカ」はただ単にういろがモナカに挟んであるわけではないのです。
実は箱の中にモナカと餡とういろが別々に入っており、食べる前に自分で挟んで食べるところがこの商品の特徴なのです。
自分で一手間かけてから食べることで美味しさも倍増です!
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以上のように伝統的なものから革新的なものまで、魅力的な商品がある「大須ういろ」に一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
またオンラインショップも展開されているので一度ご覧下さい!
《住所》
・本店、大須北店
〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須2-18-42
・本部店(大高工場直売店)
〒459-8009 愛知県名古屋市緑区清水山2-1619
《アクセス》
・本店、大須北店
名古屋市営地下鉄名城線 大須観音駅より徒歩4分(350m)
・本部店(大高工場直売店)
JR東海道本線 南大高駅より徒歩15分(1.1km)
《営業時間》
・本店、大須北店
10:00~18:30 定休日なし
・本部店(大高工場直売店)
9:00~16:30 定休日なし
《料金》
・ういろ、ないろ:432円
・ひと口ういろ(五個入り):540円
・ういろモナカ:248円
・ウイロバー(五本入り):702円
《オフィシャルサイト》
https://osuuiro.co.jp/
《オンラインショップ》
https://shop.osuuiro.co.jp/
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