日本全国スイーツ談義【いとお菓子】

三輪大社に来たら食べてみて!白玉屋敷榮壽の『みむろ最中』

サクッとかじれば甘さがフワリ!!思わず手がのびる『みむろ最中』

奈良県の三輪大社には驚くほど大きな黒い鳥居がたちます。大鳥居の横に『みむろ最中』を製造・販売する(白玉屋榮壽)はあります。

見た目はごく普通の最中なのですが、一口食べれば人気になる秘密が分かります!

外の皮はサクッとしている中にカリッとした食感があり、中身の餡にはクセになる美味しさがあります!

餡といえば甘いイメージがありますが、甘過ぎず柔らかすぎず、食べた時の口当たりから口に含んだ後の味までを考え尽くされたような餡なのです!

製造直後は外の皮と餡は別々に味わえますが、数日経つと餡の持つ水分で皮が少し柔らかくなって落ち着き、又違った食感で楽しめますよ。

はじめは無かった最中の餡、皮だけの干菓子が起こり!

最中と聞いたら「餡が中に入った和菓子」と答えますよね!しかし、最中の起源をさぐっていくと、もともと最中に餡は入ってなかったんですよ。

餅粉を水でといてこねたあと、蒸してから薄く伸ばして焼き、砂糖をかけたお煎餅のようだったと話に残っています。

今のように2枚の皮で餡を挟む形になったのは江戸時代になってからだそうです。

形も昔は丸い形が主流だったようで、まるいお月様にみたて「最中の月」と呼ばれていました。

そのうちに「最中」のみで呼ばれるようになり、今のように形も様々なものが生まれたのです。

『みむろ最中』ひと筋の白玉屋榮壽本店、守りぬかれた味です!

みむろ最中』の材料には地元奈良県産のものが使用されています。

餡は大和の大納言小豆を、皮には大和の餅米をと、創業当初からの秘伝の製法と味を一子相伝で作り上げられているのです。現在のご当主は7代目にあたる方です。

餡は「こし餡」と「つぶ餡」を別々に炊き、それを合わせた餡が挟まれています。

これを「かのこ餡」というそうですが、代々大切に受け継がれてきた『みむろ最中』への愛情を餡1つとっても、うかがうことができます。

奈良三社の1つに数えられる三輪大社の門前で、最中一筋でこだわり作り上げられる『みむろ最中』ぜひ、一度味わって頂きたい1品です。

みむろ最中は1個100円

賞味期限は1週間、常温

インターネット販売も行われています。

「白玉屋榮壽本店」へのアクセス方法

《住所》
〒633-0001 奈良県桜井市三輪660-1 名物みむろ(株)白玉屋榮壽
TEL :0744-43-3688

《営業時間》
8:00~19:00
毎週月曜日休み。第3週は月・火曜日連休。(月曜祝日の場合は営業します。その時は翌日火曜日が休みになります。)

※併設和風喫茶
営業時間 10:00~18:00

・メニュー
抹茶(みむろ最中付き)   550円

夏期限定
氷簾(くずきり・黒蜜添え)  700円

涼抹茶           700円

冬季限定
栗ぜんざい         700円

三輪大社にお詣りされた帰り道、ちょっと休憩にお立ち寄りください。

お土産は奈良名物の『みむろ最中』なんてどうですか?きっと喜ばれますよ。

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