茨城県結城(ゆうき)市に伝わる疫病終息祈願の銘菓「ゆでまんじゅう」

【茨城県】

江戸時代から親しまれている歴史的銘菓の「ゆでまんじゅう」

しっとり甘く炊き上げたつぶあんを、もっちりとした弾力のある皮で包んだ茨城県結城(ゆうき)名物「ゆでまんじゅう」は、素朴な見た目からは想像できないほどの美味しさが詰まった銘菓です!!

 

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「ゆでまんじゅう」の歴史は、江戸時代まで遡ります。

当時は家庭で手作りされていた庶民的な和菓子で、名前の通り、茹でて作られた食べやすいお饅頭でした。

その後、本格的な商品開発の研究が始まり、「ゆでまんじゅう」の風味や形が崩れないように、蒸して仕上げる調理法に変わりました。

家庭から生まれた懐かしい味わいの「ゆでまんじゅう」

『結城ブランド認定品』としても知名度の高い「ゆでまんじゅう」は、白玉のようなもっちりとした皮の質感と、小豆の歯ごたえがしっかりとした粒あんを持ち合わせた親しみのある味わいです!!

各家庭で作られていた『母の味』をそのまま再現しているかのような優しい味わいであることも、結城市を代表する銘菓に選ばれた理由なのかもしれません。

《結城ブランド 公式》
https://www.city.yuki.lg.jp/page/page001135.html

疫病撃退のご利益あり!?「ゆでまんじゅう」の意外な用途とは?

本来は、夏祭りの時期に作られることが多かったといわれている「ゆでまんじゅう」ですが、そこには江戸時代末期の頃に結城市で流行していた疫病が関係していました。

人々を苦しませていた疫病の病祓いのために神輿を奉納した際に一緒に供えられた「ゆでまんじゅう」。

1日も早い疫病撃退を願い、当時の殿様からも民衆に「ゆでまんじゅう」が振る舞われたこともあり、街に神輿が通る夏祭りの日には、お供え用として各家庭で「ゆでまんじゅう」が作られるようになりました。

 

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また、神輿が来るまでに素早く「ゆでまんじゅう」を作り終えるために、茹でて作られていたという諸説もあります。

真盛堂(しんせいどう)の「ゆでまんじゅう」が魅力的な理由

茨城県結城市には、「ゆでまんじゅう」の味を守り続けている和菓子店が多く存在しますが、中でも渦巻き型が特徴的な『手作り和菓子処 真盛堂(しんせいどう)』の「ゆでまんじゅう」は、力強い生地の表面と、甘さ控えな粒あんの組み合わせが好評で人気が高いです!!

 

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お店の隣に併設された風情ある『和カフェ 甘味茶蔵(かんみちゃくら)』では、作りたての「ゆでまんじゅう」を実食することもできます!!

若年層のお客様も気軽に和菓子が楽しめるよう、『カフェオーレ大福』や『プリン大福』といった新感覚の和菓子が作られている所も興味をそそられますね♪

まとめ:結城市に訪れたらまずは「ゆでまんじゅう」からお楽しみ下さい!!

現在、公式ページからアクセスできるオンラインショップのサービスは行われていませんが、『カフェオーレ大福』の販売のみ、全国おもてなしギフトの公式ページから注文できるサービスが開設されています。

実際に多彩な和菓子をご覧になりたい方は、ぜひお店の方に足を運んでみて下さいね♪

更に、『真盛堂』公式のインスタグラムやツイッターでの情報発信も来店前の貴重な情報源となりますので、公式ぺージからご確認下さい!!

《全国おもてなしギフト》
https://paypaymall.yahoo.co.jp/store/omotenashigift/top/

  • 手作り和菓子処 真盛堂(しんせいどう)
    〒307-0001 茨城県結城市結城1362
    ※和カフェ 甘味茶蔵(かんみちゃくら)も併設。

《アクセス》
電車:JR水戸線「結城駅」から徒歩10分(北口駅前通り)。

《営業時間》
午前8:00〜午後18:30、木曜定休日(祝日の場合は営業)
※和カフェ 甘味茶蔵(かんみちゃくら):午前11:30〜16:00(変更あり)

《駐車場》
無料駐車場有り。

《公式》
http://shinseidou.info

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