再注目され始めた茨城銘菓「水戸農人形最中」とは?
大河ドラマ『青天を衝け』に登場し、話題を呼んだ『農人形』をモチーフに誕生した茨城銘菓「水戸農人形最中」の存在をご存知ですか?
『菓笑 堀江製菓』で製造販売されている「農人形最中」は、しっとりと柔らかい最中で粒餡を挟んだ素朴な味わいです。
茨城町にある「菓笑 堀江製菓」。みそまんじゅうや水戸農人形最中などを販売しています。程よい甘さのまんじゅうはお茶請けにもピッタリ。解凍しながら頂く抹茶風味の菓子も美味でした。#ヒミツのイバラキ #茨城#茨城町#和菓子#伝統#traditional #いいね#follow #followme #日本 #お土産 pic.twitter.com/qkHRSQ6uAD
— ヒミツのイバラキ (@secret_ibaraki) January 5, 2022
定番の粒餡の他にも、ゴマ餡や水戸の梅ブランド『ふくゆい』を使用した梅餡の風味も製造されているので、季節に合わせた旨味を楽しむことができます!!
「水戸農人形最中」の梅餡は幸福の訪れを知らせる味
期間限定の味でもある水戸の梅ブランド『ふくゆい』から作られた梅餡は、食べた瞬間に梅の香りと甘酢っぱさが広がる美味しさで、水戸の特産物の象徴でもある梅の良さが表現された味わいです。
『多くの人々へ幸福を結び付けたい』という願いを込めて名付けられた『ふくゆい』は、水戸に咲き誇る梅の木を思い出させるかのような上品な香りを放つことから、吉兆の訪れを表現した梅ともいわれています!!
ドラマにも描かれた「水戸農人形最中」のモデルとなった農人形の由来
「水戸農人形最中」のモチーフとなった農人形とは、水戸の偕楽園内に位置する常磐神社内の『義烈館(ぎれつかん)』に実際に展示されている銅像のことです。
堀江製菓さんの農人形最中(粒あん)。
『朝な夕な飯くふごとにわすれじな、ぬぐまぬたみにめぐまるる身は』
水戸藩九代藩主徳川斉昭公※農人形とは、徳川斉昭が農民と五穀に感謝し、農民の像を作って食膳に置いたと由来する。
『青天を衝け』で度々登場しますね。#堀江製菓 #茨城町 #農人形最中 pic.twitter.com/e9cXcUHU4G— 💖涸沼紅緒@とっちょ㌠💖 (@hinumamaekawa) March 7, 2021
毎日、農作物の栽培に精を出す農民たちの働きぶりに感動した水戸藩9代藩主・徳川斉昭(とくがわ なりあき)が自ら作成したもので、感謝の意を込めて農人形にお米を供えていたという話も有名です。
この徳川斉昭公の教えが、大河ドラマ『青天を衝け』の劇中でも描かれたため、ドラマの視聴者の間で農人形の存在が注目され始めました!!
ドラマを切っ掛けに、農人形に関する民芸品や「水戸農人形最中」への問い合わせも殺到しているそうです。
ちなみに、農人形の生みの親である徳川斉昭は、水戸の銘菓『吉原殿中』のパッケージモデルにもなっている人物です。
時代を超えて「水戸農人形最中」に込めた各々の願い
農人形を茨城の銘菓として誕生させた経緯にも、徳川斉昭の意志がしっかりと反映されています。
「水戸農人形最中」の製造元である『菓笑 堀江製菓』では、生前、農民への敬意を忘れなかった徳川斉昭の想いを今世に継承していくために、米や豆といった農業と深く関わりがある原料の最中を「水戸農人形最中」に使用しているといいます。
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農人形が祀られるようになった背景と、美味しい和菓子の味を口にできる喜びに共通する、『農作物の美味しさを支える人々への感謝の気持ち』が「水戸農人形最中」には強く込められているのですね!!
まとめ:「水戸農人形最中」に続く新たな注目株である商品もお忘れなく!!
先代から受け継ぐ『お客様の喜ぶ笑顔』をモットーに、アイディア溢れる新感覚の和菓子が目白押しの『菓笑 堀江製菓』店内には、ほんのり甘味を含んだ酒粕を原料に作られた『酒まんじゅう』に、茨城町産の紅あずまを使用した『芋ようかん』といった茨城町名物のお土産も揃っています。
また、47CLUBのふるさと納税の公式ページからは、「水戸農人形最中」の贈答セットが購入できるそうなので、ぜひ一度、ご覧になってみて下さい♪♪
《47CLUBのふるさと納税 公式ページ》
https://www.47club.jp
・『菓笑 堀江製菓』
〒311-3112 茨城県東茨城郡茨城町常井675-22
《アクセス》
車:北関東道路茨城西インターより約5分です。
《営業時間》
午前8:30〜午後18:00、火曜定休日。
《駐車場》
有り。
普通自動車4〜5台ほど駐車可。
《いばらきWebタウン公式》
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