長野・信州伊那谷の銘菓「伊那のまゆ」は歴史感じる欧風和菓子
信州伊那地方は、昔養蚕が盛んで「おかいこ様」と大切にされていました。
その形をとってまゆの形にしたお菓子が『伊那のまゆ』です。
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「伊那のまゆ」ができたのは昭和30年代。
伊那市にある越後屋菓子店さんの先代ご当主が考案されたものだそうです。
最中の皮に真っ白な生クリームを詰めて、まわりをチョコレートでコーティングしたお菓子で、機械を使わずに一つひとつ手作りしているのだそうです。
生クリームもチョコレートも甘さ控えめな感じで、思いのほかあっさりとした甘さのやさしい味。和洋折衷という言葉がぴったりな不思議な欧風和菓子です。
まゆのまゆ…ではなく
伊那のまゆです
最中の皮の中に生クリームを入れ、チョコでコーティングした不思議な食感のお菓子です#高峯のあの食探訪#高峯のあの長野探訪 pic.twitter.com/ZLP36CtyYw— naka (@farcona) February 14, 2021
発売当初は斬新過ぎたのか、ほとんど売れなかったそうですが、徐々に口コミで広がり、伊那を代表するお菓子にまで成長した「伊那のまゆ」。
銀色の紙に「まゆ」と書かれたどこか懐かしいパッケージ。手作りならではの柔らかいフォルム。断面も白と黒がとても美しいです。
食べてみたら、ふんわり溶けていくような他にはない味わい。
これは一度ぜひ試してみていただきたいなと思います。
創業は明治15年の越後屋「伊那のまゆ」以外のお菓子たち
『伊那のまゆ』は伊那のお菓子として有名になりましたが、越後屋さんには他にもおいしいお菓子があります。
越後屋さんの創業はなんと明治15年。
南アルプスと中央アルプスに囲まれ、天竜川が流れる自然豊かな伊那にあるお菓子屋さんです。
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昭和30年代には10種類のお菓子を販売していましたが、現在は厳選した3種類のお菓子を製造しているそうです。
それが「伊那のまゆ」「お蔵米」「月夜唄」です。
「伊那のまゆ」は最中の皮で生クリームを包み、チョコレートでコーティングした欧風和菓子。
「お蔵米」はこおりもちと餅粉をブレンドした餅ようかんで、りんごとくるみの2種類があります。りんごもくるみも信州を思い出す食材ですね。
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もちっとした食感がおいしいお菓子です。
「月夜唄」という美しい名前のお菓子は、くるみをたっぷりと使った焼き菓子です。
クッキー生地とくるみが口に入れるとホロっと砕け、香ばしい風味が広がります。
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どれもここでしか食べられない食感や味が人気の秘密です。
機会があれば、ぜひ食べてみてくださいね。
信州伊那谷銘菓「伊那のまゆ」の値段と賞味期限はどのくらい?
『伊那のまゆ』の値段や賞味期限などをまとめてみました。
- 伊那のまゆ 5ケ入 766円(税込)
- 伊那のまゆ 10ケ入 1447円(税込)
- 伊那のまゆ 15ケ入 2149円(税込)
- 伊那のまゆ 20ケ入 2797円(税込)
- 伊那のまゆ 25ケ入 3564円(税込)
- 伊那のまゆ 30ケ入 4244円(税込)
- 伊那のまゆ 35ケ入 4903円(税込)
- 伊那のまゆ(ギフト包装)15ケ入 2203円(税込)
- 伊那のまゆ(ギフト包装)10ケ入 1501円(税込)
- 伊那のまゆ(ギフト包装)5ケ入 820円(税込)
賞味期限は、夏期7日 、冬期10日です。30℃以下での保存となっていました。
ギフト包装もかわいらしくて、プレゼントなどにおススメです。
他にも「お蔵米」や「月夜唄」と詰め合わせたセットも販売されています。
長野・信州伊那「伊那のまゆ」は通信販売も便利です!~まとめ~
『伊那のまゆ』は、店舗でも購入可能ですが、電話注文やオフィシャルのオンラインショップもありますので、そちらを利用されるのも便利だと思います。
オフィシャルオンラインショップでは、ギフト包装や詰め合わせセットの画像も見る事ができるので、贈答用などにも使いやすいですね。
《住所》
長野県伊那市荒井3473
《営業時間》
9:00~19:00
《アクセス》
電車:JR飯田線 伊那市駅下車すぐ
バス:伊那バスターミナル 徒歩2分
車:中央自動車道小黒川IC 車5分
《オフィシャルオンラインショップ》
https://ec.echigoyakashiten.jp/
《オフィシャル》
https://echigoyakashiten.jp/
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