九州出身の漫画家「吉崎観音」先生作の人気漫画『ケロロ軍曹』。
TVでもアニメ化されるなど人気の作品でしたので、知らないという方は少ないのではないでしょうか。
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実は、この漫画の主人公”ケロロ軍曹”の好物が、今回ご紹介する「いきなり団子」でして、作品内にもしばしば登場しているんですよ。
また、地元出身のタレント「スザンヌ」さんが、いきなり団子をテレビ番組などで紹介したことでもいきなり団子の知名度の向上に一役買ったようです。
熊本の郷土菓子「いきなり団子」とは…
「いきなり団子」は、小麦粉を練って伸ばした生地で、厚さ1cm程度の輪切りにしたさつまいもと粒あんを包んだものを蒸した、昔ながらの素朴さがある熊本県の郷土菓子です。
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ほんのり塩味でもちもちとした食感が自慢の生地と、ほくほくとしたさつまいもとあんこの甘さが絶妙で、お土産物として人気があります。
熊本県内で「いきなり団子」を扱っているお店は十数店舗あり、定番のものの他にも店ごとにさまざまなバリエーションがありますので、ぜひお気に入りを探してみてはいかがでしょうか。
「いきなり団子」の名前の由来について…
熊本の方言で「いきなり」とは、簡単・手軽という意味があります。
「いきなり団子」の名前の由来は、いきなり(突然)お客さんが来ても、すぐに作ってもてなすことができるという意味と、簡単に作れる団子という意味が重なったものだと言われています。
また、熊本の一部地域では”片づけが下手な人”のことをいきなりな人といい、転じてザッとしていることを意味し、ザッと作れるお菓子…との異説もあります。
「いきなり団子」の名店『長寿庵』とは…
『長寿庵』は熊本駅に店舗があることから、旅行者の方に特に人気があるお店です。
こだわりは、大津の契約農家から仕入れているさつまいもで、温度や湿度にまで気を配って品質管理を徹底しています。
また、「いきなり団子」に入っているさつまいもは、他店に比べて甘くてぶ厚いのが特徴で、食べ応えが抜群です。
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さらに、あんこは北海道産の小豆を使っているので、上品な甘さに仕上がっています。
モチモチの生地との相性もピッタリですよ。
変わり種として、「紫いきなり団子(紫いも粉使用)」や「黒いきなり団子(黒糖使用)」などのラインナップもありますので、ぜひさまざまな味をお楽しみください。
「いきなり団子」ちょっとホットな食べ方♪
お取り寄せで届いたいきなり団子は、冷蔵の場合には500wの電子レンジで1個あたり1分程度、冷凍の場合には3分程度温めると美味しくいただくことができます。
また、ご家庭に蒸し器がある方は10分程度蒸らすと、よりさつまいものホクホク感と生地のモチモチ感を楽しむことができるでしょう。
「いきなり団子」の賞味期限は…?”冷凍保存”が可能です♪
いきなり団子は保存料を使っていないため、夏場は常温で1日ほどしか日もちしません。
なので、すぐに食べない場合には冷凍保存がおすすめです。
冷凍保存をすると3ヶ月程度日持ちしますよ。
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《住所》
芋屋長兵衛
熊本県上益城郡益城町大字小谷1316-1
《アクセス》
九州自動車道「益城インターチェンジ」より車で約12分
《営業期間》
9時~17時
《料金》
10個1620円(税込)
《駐車場》
あり
《オフィシャル》
https://imoya-chobei.com
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