私(管理人)の生家は福島でして、子供のころから「ゆべし」を食べていましたので(主に”かんのや”さんのものが多かったかな…)、当然ながら「柚餅子(ゆべし)」は”福島県が発祥”だと信じて疑いませんでした(笑)
「Wikipedia」によれば、その歴史は古く”源平時代”まで遡ります。当時はお菓子というよりも保存食・携帯食としての意味合いが強かったようですね。
今では全国各地で様々な形状・味の「ゆべし」が存在し、製造法も千差万別なんだとか…
東北地方だけでみると、宮城や岩手などでも「ゆべし」の存在が確認できますが、やはり圧倒的に多いのが「福島県産」のようです。かんのやさん、柏屋さん(もちずり)などで出しているものが県内では有名なのではないでしょうか。
続いて「ゆべし」のカロリーについてです。
1個80g程度の重量と仮定して、およそ269kcalだそうです。とても「ダイエット食品」にはなりそうもないですね(笑)
1個あたりの糖質が45.7g…全部食べると糖質制限中の方の一食分の基準値を超えてしまうため、糖質制限ダイエット中の方には向いていない食べ物です。
福島の有名店「かんのや」さんの”家伝ゆべし”は1個33g、81kcalです。”家伝くるみゆべし”が1個40gで127kcal…結構高めの数値ですね。
同じく福島の有名店「柏屋(かしわや)」さんは、私のイメージでは”薄皮饅頭”が超有名で看板商品のような気がしていますが、くるみゆべしの「もちずり」は1個108kcalでした。
「くるみゆべし」が美味しい”大黒屋”は福島のお店です
先日、初めてゆべしというお菓子を食べました。
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有名なお菓子ですが、私はこれまで出会う機会がなく食べたことがなかったのです。
いただいたのは大黒屋のくるみゆべしなのですが、予想とはちがう味わいに衝撃が走りました!
こんなに美味しいなら、もっと早く出会っておきたかった…!
そんな気持ちにさせてくれた大黒屋は、福島県の有名な和菓子店です。
大手和菓子メーカー3社のゆべしを見分けられる
柏屋、かんのや、大黒屋 pic.twitter.com/M0JHMaGrxZ— ハード (@hard_dog11) December 25, 2021
代表商品はくるみゆべしですが、梅が丸ごと入った梅どらも有名で、新聞や雑誌、TV番組で何度も紹介されています。
この記事では、そんな大黒屋のくるみゆべしと、クセになる美味しさについて紹介します♪
大黒屋の「くるみゆべし」は、昔ながらの製法で作られています
ゆべしとは、一般的に「柚子ないしクルミを用いた加工食品あるいは和菓子の一種」(出典:Wikipedia)といわれています。
発祥の歴史は11世紀末ごろといわれ、製法や原料は地域によって異なり、種類も多岐に渡る和菓子です。
くるみの他には、くりぬいた柚子の中に餅粉や砂糖を入れて何度も蒸して、さらに乾燥させた「丸柚餅子」が有名です。
手間がかかるため希少価値が高く、全国にファンがいます。
また、形が棒状の「棒ゆべし」や、味噌風味の「味噌ゆべし」など、全国には様々な「ゆべし」があるのです。
大黒屋のくるみゆべしの製法はというと、良質なもち米やくるみ、砂糖などを機械ではなく人の手で練り上げ、またその生地を昔ながらの木の蒸籠を高く積み上げてじっくりと蒸しあげています。
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蒸しあがったくるみゆべしはとても大きくて重く、それを熱々の状態でひとつひとつ手でおろし、冷却も機械を使わずに自然冷却させるという、とてつもない手間と労力がかかったお菓子なのです。
この製法は明治時代よりも前から変わっていないとのことで、今に残る大変貴重な逸品だということが分かりました。
大黒屋のくるみゆべしの味の決め手は?お茶うけにもお酒のおつまみにもぴったりな訳♪
そんな伝統的な和菓子である「くるみゆべし」ですが、味の決め手はなんといっても醤油です!
初めて食べたとき、私が一番感動したのが、そのあまじょっぱさでした。
見た目で甘い和菓子かと思っていたのですが、香り高い醬油の風味と少しの塩気が絶妙で、そこへたっぷりのくるみが香ばしく、歯ごたえも抜群♪
大黒屋のくるみゆべしには、良質な本醸造醤油が使用されています。
そして、添加物は一切入っていません。
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甘さ控えめな生地に、お醤油の味わいも引き立って、あと一口、あと一口…と、何個でも食べたくなってしまいます。
塩気もあるので、お茶うけにはもちろんですが、日本酒や焼酎とも相性バッチリですよ♪
おやつにおつまみに、一度試してみてください♪
まとめ:ネットで購入が可能です
大黒屋の「くるみゆべし」はネットで購入が可能です。
この機会にぜひ、伝統の味を楽しんでみてはいかかですか?
また、ホームページには使用されている材料の健康ポイントも書かれていて、おもしろいですよ♪
そちらもぜひ、チェックしてみてくださいね♪
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《住所》
・福島県郡山市中町14―8
《アクセス》
■JRでのアクセス■
・JR東北本線「郡山駅」より徒歩 約5分(350m)
■お車でのアクセス■
・東北自動車道「郡山南I.C.」より約15分程度
・「郡山I.C.」より約20分程度
※HPに丁寧な道路案内が記載されているので、ご参考ください。
http://www.koriyama-daikokuya.com/company/
《営業期間》
・10:00~18:00
・定休日 水曜
《料金》
・5個入り 540円
・10個入り 1,070円
・24個入り 2,440円
など
《駐車場》
・あり
《オフィシャル》
http://www.kurumi-yubeshi.com/
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