島根県の有名な銘菓、風月堂の「八雲小倉」(やくもおぐら)を紹介します。
ここの八雲小倉は最高です!私も一度だけ午前中にお伺いして買えたことがあります。午後に行った時は一度も買えてない…https://t.co/C0j3LAPwEK
— 松江宝生会 (@Matsue_Hosho) January 25, 2019
「八雲小倉」は、早いときで午前中には売り切れるほど、人気のお菓子です。
販売元の風月堂は、支店を出さずデパートや物産展にも出店しません。
日々、限られた量のお菓子を丁寧に手作りし、売り切れしだい店を閉めてしまいます。
この記事は、「八雲小倉」の魅力を存分に紹介します。
- 「八雲小倉」は生地と餡の一体感が抜群なお菓子
- 「八雲小倉」は自分で味わうのがおすすめ
- 風月堂は松江市で有名な老舗
その土地ならではの味を知りたい人は、最後まで読んでみてください。
「八雲小倉」は雲に見立てたお菓子【味の秘訣は生地と餡の一体感】
「八雲小倉」は、カステラの生地で餡子を挟んだお菓子です。
雲のような縞模様の焼き目が特徴的で、「八雲小倉」の名を表しています。
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まず、その大きさに驚かされることでしょう。
半分サイズ(半棹)でも長さ20㎝ほどもあり、かなり分厚くボリューム満点です。
天然の素材のみを使用し、防腐剤を使わないため賞味期限は3日間と短めです。
甘ったるそうに見えますが、あっさりした優しい甘さで、くどさは感じません。
中の粒餡は、なめらかな口当たりでしっとりしています。
雲に見立てたカステラ生地は、香ばしくてふんわりした食感。
カステラ生地の気泡にまで餡子がしみ込んでいて、餡と生地に一体感があります。
決して甘過ぎず食べやすいので、この分厚さでもペロッといけますよ。
抹茶や玉露など、濃い目の日本茶によく合います。
現地でしか味わえない味!【松江に行ったら「八雲小倉」を食べよう】
「八雲小倉」は、自分で味わうに限ります。
というより、お取り寄せができないので、現地に行かないと味わえません。
旅の思い出として、純粋に味を楽しむのがおすすめです。
とくに複数人での旅行ならなおさらのこと。
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一人で食べるには多いですが、みんなで分ければちょうど良い量になります。
風月堂は、全てのお菓子が売り切れしだい閉店してしまうので、行くなら午前中にしましょう。
「八雲小倉」以外にも人気の銘菓がありますよ。
ネット通販など、色々なものが簡単に手に入る時代で、その土地でしか食べられない味は貴重です。
松江市を訪れたさいは、ぜひ味わってみてください。
風月堂のお菓子は売り切れ御免!【限られた数だけ手作りしています】
風月堂は、明治19年創業の老舗和菓子店です。
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支店を出さず、デパートや物産展などにも出店しません。
味を損なわないよう出来立てにこだわり、限られた分だけ丁寧に手作りしています。
午前中で全てのお菓子が売り切れることも多い人気店です。
「八雲小倉」は切り置きをせず、注文を受けてから一棹ずつ切り分け、竹の皮で包んでくれます。
外観は白壁造りで、風情あるたたずまいです。
店内には板画家・棟方志功(むなかたしこう)の書がかざってあり、老舗の雰囲気があります。
「八雲小倉」の他には、カステラ・饅頭・羊羹などが売られていますが、どれも規格外の大きさ。
あえて多種多様化せず4~5種類ほどに絞って作り、昔ながらの味を守り続けています。
風月堂の「八雲小倉」は予約がおすすめ!【まとめ】
風月堂は、ホームページがなくネット通販も行っていません。
「八雲小倉」は、午前中で売り切れることも多い人気商品なので、購入のさいは予約しておくのがおすすめです。
直接店舗に電話して予約できます。
- 「八雲小倉」は、カステラ生地で粒餡を挟んだお菓子。
- 雲のような縞模様の焼き目が特徴的。
- 「八雲小倉」は、自分で味わうのがおすすめ。
- 旅の思い出に、現地でしか食べられない味を楽しもう。
- 風月堂は、午前中で閉店することも多い人気店。
松江市は「京都」、「金沢」とともに日本三大菓子処と言われるほど、和菓子づくりが盛んな町。
その中でも昔から愛されている銘菓が「八雲小倉」です。
松江市を訪れたさいは、ぜひ味わってみてください。
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《店舗情報》
【風月堂】
〒690-0843 島根県松江市末次本町97
《TEL》
0852-21-3576
《アクセス》
一畑電車北松江線・松江しんじ湖温泉駅より徒歩13分
日ノ丸自動車松江線・大橋北詰より徒歩2分
《駐車場》
近くにあるコインパーキングをご利用ください
《営業時間》
9:00~16:00頃(売り切れしだい閉店)
《定休日》
土曜・日曜日
《税込価格》
「八雲小倉」(やくもおぐら)
・半棹(箱なし):1,200円
・半棹(箱あり):1,300円
・一棹:2,600円
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