和と洋の融合!大分銘菓・ざびえる本舗の「ざびえる」

【大分県】

大分県を代表する銘菓、ざびえる本舗の「ざびえる」を紹介します。

 

この投稿をInstagramで見る

 

おだんご🍡🌼(@kaokao.u)がシェアした投稿

「ざびえる」は、白餡をクッキー生地で包んだ和洋折衷のお菓子です。

宣教師フランシスコ・ザビエルの功績をたたえ作られました。

販売元のざびえる本舗は、一度は製造中止となった「ざびえる」を復活させた菓子メーカーです。

50年変わらない製法を守り続けています。

この記事は、「ざびえる」の魅力を存分に紹介します。

「ざびえる」は和と洋が融合したお菓子

「ざびえる」は金と銀の2種類

「ざびえる」の華麗な復活劇

「ざびえる」の豪華な包装は贈り物におすすめ

ざびえる本舗は「ざびえる愛」が生んだ会社

インパクトがある銘菓をお探しの人は、最後まで読んでみてください。

2種類の白餡!洋風な金の「ざびえる」と純和風な銀の「ざびえる」

名前の由来は、数々の南蛮文化をもたらした「フランシスコ・ザビエル」です。

 

この投稿をInstagramで見る

 

神戸人(@kobejin2018)がシェアした投稿

1551年、当時九州の覇者であった大友宗麟の庇護のもと、キリスト教の教えと共に小学校や病院などを建てました。

「ざびえる」は彼の功績をたたえ作られたお菓子で、西洋と日本の菓子技術が融合しています。

味はもちろん、聖書をイメージした箱や包装紙に至るまで、50年間全く変わっていません。

バター風味のクッキー生地に白餡が入っていて、まさに和洋折衷なお菓子です。

白餡は2種類あって、味の違いが楽しめます。

  • 洋風の味わい「金」
  • 純和風の味わい「銀」

クッキー生地は柔らかく、バターの良い香りが漂います。

たっぷり入った餡はしっとりなめらかで、サクサクの生地と相性抜群です。

お茶やコーヒーはもちろん、牛乳にもよく合います。

金の「ざびえる」は、アルコールと合わせても良いかも知れませんね。

  • 金の「ざびえる」…ラム酒に漬け込んだレーズン入りの白餡

ほのかにラムの香りを感じます。

刻んだレーズンは主張し過ぎず、餡のなめらかな口当たりを邪魔しません。

全体的に大人向けの味です。

  • 銀の「ざびえる」…プレーンな白餡

純和風の白餡はあっさりとした甘さで、くどさを感じません。

子供からお年寄りまで、万人受けする味です。

  • 「ざびえる」のおすすめの食べ方

オーブントースターで温めると、焼き立ての食感と風味が味わえますよ。

クッキー生地はよりサクサクで香ばしく、白餡はトロっと柔らかで香りが良くなります。

製造中止からわずか1年で再開!「ざびえる」の華麗な復活劇

ざびえる」は一度、販売中止になった時期があります。

当時の販売元が、倒産してしまったからです。

  • 製造中止からの復活劇

「ざびえる」は元々、1962年(昭和37年)に長久堂が完成させたお菓子。

西洋と日本の技術が融合した銘菓として、高い人気を誇りました。

しかし2000年に長久堂が閉店したことで、「ざびえる」の製造もできなくなったのです。

復活が望まれるなか、長久堂の元社員ら7人の有志によって私財が投じられ、2001年にざびえる本舗として復活を遂げます。

復活の様子はテレビなどで取り上げられ、「ざびえる」の知名度は一気に上がりました。

2019年には、売り上げが長久堂時代の3倍にまで伸び、全国区の銘菓となったのです。

そんな「ざびえる」は、お土産や贈り物におすすめです。

おすすめする理由は次のとおり。

  • 2種類の味が楽しめる
  • 包装が美しくてインパクトがある
  • 賞味期限が常温で30日

聖書をイメージしたベロア調の箱は、高級感があふれています。

 

この投稿をInstagramで見る

 

monami(@monamimimimi)がシェアした投稿

黒地に赤い文字、まるで魔導書のようなデザインは、インパクト絶大です。

個別包装になっているので、差し入れにも向いています。

職場やお茶会に持っていけば、ちょっとした話題になるでしょう。

ざびえる本舗は元社員らの「ざびえる愛」が詰まった菓子メーカー

ざびえる本舗は、創業2001年の大分市を代表する菓子メーカーです。

社名にもなっている「ざびえる」を主力商品に、和と洋を融合させたお菓子を作っています。

2011年には本社工場を拡張し、全長6mの「ざびえる」専用トンネル釜を導入しました。

主力商品に対する熱意が伝わってきますね。

金属探知機で異物混入チェックを行うなど、機械による品質管理も徹底しています。

一方で、生地作りや成形など味に直結する工程は、必ず人の手を入れるのがざびえる本舗のやり方です。

  • 生地ムラをなくすため、人の手でさらに練る。
  • 餡がはみださないように、生地の両端を丁寧に閉じる。

現在は公式ユーチューブも開設し、「ざびえる」の豆知識や大分県の歴史などを発信しています。

気になる人は、ぜひチェックしてみてください。

大分 ざびえる本舗のお菓子『ざびえる』の豆知識
ざびえる本舗が販売している『ざびえる』のご紹介。天文20年(1551年)豊後の国を訪れたフランシスコ・ザビエルは、大友宗麟の庇護を受け、神の教えを広めると共に、小学校や大病院を次々に建て、府内の街(現在の大分市)に、南蛮文化の花を...

「ざびえる」以外には、こんなお菓子を作っています。

  • 瑠異沙(るいさ)…カステラ菓子
  • 豊のたちばな…大分特産のカボスを使ったお菓子
  • 月さらさ…チーズ味と黒糖味の2種類

季節限定商品もあるので、公式ホームページもお見逃しなく!

「ざびえる」はネット通販が便利です!【まとめ】

「ざびえる」はネット通販のほか、電話とFAXからも注文できます。電話の場合は、営業時間内にしましょう。

  • 「ざびえる」は金と銀の2種類の味
  • 「ざびえる」は豪華な包装が贈り物におすすめ
  • ざびえる本舗には和洋折衷のお菓子がたくさん


《店舗情報》
【ざびえる本舗・本社】
〒870-0319
大分県大分市大分流通業務団地1丁目3-11

《TEL》
代表:097-524-2167
通販:0120-135-363

《FAX》
097-524-2168

《営業時間》
9:00~16:00

《定休日》
日・水曜日

《税込価格》
「ざびえる」

  • 6個入り:648円
  • 12個入り:1,080円
  • 18個入り:1,620円
  • 24個入り:2,160円
  • 36個入り:3,240円

《オフィシャル》
http://www.zabieru.com/index.html

コメント

タイトルとURLをコピーしました