「甘金丹(かんこんたん)」は富山銘菓。仙台銘菓「萩の月」に似てるかも…
「甘金丹」とは、富山県に本社があるお菓子屋「リブラン」が販売している富山銘菓で、過去には全国菓子大博覧会で金賞を受賞したこともあり、年間に100万個も売れるのだそうです。
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甘金丹はしっとりふわっとしたスポンジ生地の中に濃厚なカスタードクリームが入っているお菓子で、子どもからお年寄りまで幅広い年代に愛されています。
そういえば、宮城県仙台銘菓に「萩の月」というのがありますが、そのフォルムの酷似から「萩の月」とよく比較されることがありますね。
また、鹿児島県銘菓・薩摩蒸気屋さんの「かすたどん」という、同じくカスタードクリームをベースにしたお菓子とも比較されています。
・札幌タイムズスクエア
・いのち
・北上の月
・萩の月
・御用邸の月
・みかもの月
・武州の月
・東京ばなな
・甘金丹
・瀬戸の月
・有明の月
・福の月
・月でひろった卵
・らんプティ
・枇杷かすた物語
・苺一笑同じ見た目の商品が日本各地にあるものですねぇ(おそらくもっと)
— Bear.ver.6 (@Bearver61) February 16, 2022
この3つの銘菓を実際に食べ比べた方の記事をみると、フォルムは同じでも中身は全然別物!という意見が大半でした。興味がある方は一度食べ比べてみてはいかがでしょうか。
食べた瞬間、口の中に幸せな甘さが広がり笑顔になること間違いなしです!
特に冷やしていただくのがおすすめで、ブラックコーヒーともよく合いますよ。
「甘金丹」の名前の由来について。”富山”と言えば…?
「甘金丹」という名前は、甘金丹の特徴である「甘さ」と「金色」の見た目から付けられました。
加えて、富山県は昔から薬種商(薬を扱う商店)が盛んで、17世紀の終わり頃、富山藩の2代目の藩主である前田正甫が、胃痛などに効能があるとされた「反魂丹」を開発したことが富山の売薬のはじまりになったと言われています。
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「甘金丹」はその売薬の歴史を受け継ぐために「反魂丹」の名前をもじってつけられたそうです。
パッケージの箱も薬をイメージした独特なものになっていますので、ぜひ機会があれば手にとってみてくださいね。
「甘金丹」は発売33周年…その歴史は意外と浅い!?ライバル「萩の月」とはどっちが先(先輩)なの?
発売から33年の歴史を持つ「甘金丹」。33年間といえば今から数えておよそ”平成の時代”(平成元年)ですから、その歴史は意外と長くはない商品です。
全国には「甘金丹」に類似した商品も多く、ネット上では歴史の浅い「甘金丹」に”パクリ疑惑”が浮上しているようですね~
ちなみに「萩の月(宮城県)」は1979年(昭和54年)から、「かすたどん(鹿児島県)」は1988年(昭和63年)から販売されている商品ですから、「甘金丹」の”後出し感”はハンパない訳です(笑)「萩の月」は大先輩ということですね。
ただ食べ比べた人に言わせると、それぞれに特徴があり、中身はまったくの別物だよ!とのこと。そりゃそうだわな…
「甘金丹」は、ず~っとスポンジの中身はカスタードクリームしかありませんでした。
しかし、2021年12月に満を辞して新しい味を発売!!それが「いちご」と「ピスタチオ」になります。
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いちごは独自製法で丁寧に煮込んだいちごソースに濃厚カスタードクリームを重ね、可愛らしいピンク色のスポンジ生地で包んであります。
一方「ナッツの女王」と呼ばれるピスタチオは、ピスタチオクリームとラズベリーソースが入っていて、甘すぎず大人な味わいに仕上がっています。
ぜひ甘金丹の新しい味を試してみてはいかがでしょうか。
「甘金丹」の購入方法と賞味期限・カロリーについて…
「甘金丹」の賞味期限は10日間で、購入は直営店の他に一部百貨店でも取り扱いがあります。
1個あたりのカロリーは139kcalで、上記でご紹介した「萩の月」が147kcalですのでほぼ同じくらいといえるでしょう。
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富山県にお住まいの方以外が購入する場合には、公式オンラインストアの利用がおすすめです。
オンラインストアには甘金丹の3個入りや12個入りの箱詰めのほか、リブランの他の商品との詰め合わせなども販売していますよ。
《住所》
富山市栄町2-1-5
《アクセス》
栄町(富山県)駅出口から徒歩約2分
《営業期間》
9:00~19:00
《料金》
172円
《駐車場》
あり
《オフィシャル》
https://www.lisblanc.com/?p=828
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