新食感がクセになる!生もみじってなに?
もみじ饅頭といえば、広島を代表する全国的にも有名な銘菓です。
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各種の「全国お土産ランキング」では上位の常連で、1位をとることも少なくありません。
どなたも一度は召し上がったことがあるのではないでしょうか。
もみじの葉の形をしたカステラ生地にこしあんが包まれたものが代表的ですが、チョコレートやクリーム、チーズなど豊富な味のバリエーションがあり、店舗によっていろいろな限定商品が楽しめるのも魅力です。
そんなもみじ饅頭に「生」があるのをご存じでしょうか。
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もみじ饅頭の名店であるにしき堂の生もみじは、普通のもみじ饅頭とは食感が全く違います。
手に持つと生地がしっとりとしていて少し重みがあり、口に入れるともちっとした生地とあんが合わさって、やみつきになる美味しさです。
一度食べるときっと魅了されてしまうことと思います。
生もみじは何が生なの?もちもち食感の秘密とは?
このもちもち食感の秘密は、生地に使用されている原料にありました。
普通のもみじ饅頭は小麦粉を主な原料としていますが、生もみじの生地には米粉と餅粉が使用されています。
この原料により他にはない独特な食感が生まれました。
そして、生地を開発するまでになんと約10年もかかっているそうです。
にしき堂さんのお菓子作りに対する熱い情熱が伝わってきますよね。
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ところでなぜ「生」なのでしょうか。
それは生もみじが「焼き菓子」ではなく「生菓子」に分類されることに関係しています。
生菓子というと練り切り等の焼かれていないお菓子を想像する方も多いと思いますが、実際には水分量が30%を超えるお菓子が生菓子に分類されます。
このしっとりしていてずっしりと重みのある生もみじの秘密は、普通のもみじ饅頭とは違う高い水分量にあるのです。
生もみじは広島市が制定する「ザ・広島ブランド」に選定されました!
新食感が美味しい「生もみじ」ですが、見た目も普通のもみじ饅頭とは一味違っています。
もみじ型ではありますが、少し丸みを帯びてぽってりとしたフォルムが可愛い。
そして鹿の親子がもみじを眺めているのかな?と想像させる刻印は、秋の宮島の美しい景観のような風情があります。
生もみじ饅頭もらた😆
明日はお休みだからこれ食べながらツイス島&シャウ島のDVD見るんだ〜(今はさすがに食べないでおく笑) pic.twitter.com/0ThU6KfXIN— ゆにこ (@unico_z) August 18, 2021
また、決め手となる原料の米粉や餅粉は広島県産のものが使用されており、ここからもにしき堂さんの郷土愛やこだわりがひしひしと伝わってきます。
2009年の発売から数々の賞を受賞してきた生もみじですが、令和3年には広島市の制定する「ザ・広島ブランド」にも選定されました。
優れた特産品の中から広島のイメージ向上に貢献するものが選ばれるのですが、生もみじがこれからも広島のもつ景観や平和などの美しさを伝え続けてくれることは間違いないでしょう。
ぜひ一度、食べてみてもらいたい逸品です。
にしき堂の生もみじはネットで注文が可能です。~まとめ~
「生もみじ」の味の種類はこしあん・粒あん・抹茶の3種類です。
どれも美味しいですが、こしあんはゆず風味になっておりさわやかな味わいがおすすめです。
広島に来られた際には一度店舗に足を運んでみてください。
また、ネットでの注文も可能なのでHPもぜひご覧ください。
生菓子ですが賞味期限は10日間前後あります。
ご家族や大切な人と一緒に、ゆっくりと広島の味をお楽しみください。
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《住所》
本店・本社工場:広島県広島市東区光町1丁目13-23
《アクセス》
■駅からのアクセス
JR山陽本線/広島駅 より徒歩4分(300m)
《駐車場》
あり
《営業期間》
営業時間/9:00~18:00(年中無休)
《料金》
6個入り 840円
15個入り 2000円
32個入り 4300円
など
《オフィシャル》
https://www.nisikido.net/
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