【「か津ら ふぢ餅」は古くから地元で親しまれている名物和菓子】
「か津ら ふぢ餅」を販売する岡萬本舗は明治35年(1902年)創業のお店です。
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お店が誕生してから3年後にお菓子作りがはじまりました。
現在でもうすでに100年以上の歴史がありますね。
岡萬本舗のある石井町は、吉野川の水と藤の花の町として有名です。
「か津ら ふぢ餅」との関係を少しご紹介しますね。
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『阿波名物 か津ら ふぢ餅』
近江米×鹿児島県産 紫芋×徳島県産柚子皮×阿波 和三盆糖
このスーパー、珍しい お菓子を色々扱っていて嬉しい✨
[8278] pic.twitter.com/C3xi4eimVQ— 👑kpnd✨ (@rrraashiii) December 15, 2016
寛政の頃(今から200年以上も前になります)に、徳島県石井町の地福寺住職・隆淳上人が一株の藤樹を植えました。
文化11年に右大臣藤原実起卿という方が当時来遊したときに、“この寺に紫ふかくいく世々か さかりふりせず匂う藤なみ”と詠み、今日では“藤の石井か、石井の藤か”と絶賛されるようになったそうです。
ちなみにこの藤樹ですが、これまでにいろいろな困難を乗り越えているとのこと。
現在でも4月下旬頃に花房1m前後にもなる花簾とすてきな香りで楽しませてくれる町のシンボルとなっているようですね。
最初は地福寺に咲く藤の花を見物に来る花見客に振る舞われるお菓子だった「か津ら ふぢ餅」。
初代店主の岡田萬吉さんが藤の花になぞらえて創作された和菓子となっています。
【柚子の香りが楽しめる「か津ら ふぢ餅」は徳島県産の柚子を使用】
「か津ら ふぢ餅」を一口かじると、フワっとかすかに柚子の香りが口に広がります。
使用されているのは、徳島県産の柚子。この柚子が餡に入っている柚子餡はさわやかで、もう一つ食べたくなってしまいます。
お餅の見た目は、少し薄い紫色。鹿児島県産の紫芋で着色がされています。
自然な優しい色合いで、かわいらしいフォルムです。
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防腐剤や酵素剤、着色料などは使われていません。岡萬本舗には、無添加で安全・安心して食べてもらえるお菓子を作るというこだわりがあるのですね。
現在では、自社農園があってそこで和三盆糖の原料になるサトウキビを育てているそうですよ。
他にも自社で果物や野菜の栽培・収穫、仕入れをする際には農家さんの作り方を確認するといったチェックがされています。
【「か津ら ふぢ餅」は子どもからお年寄りまで幅広い世代に人気の銘菓】
阿波和三盆糖、滋賀県近江米、徳島産柚子餡でできた「か津ら ふぢ餅」は、優しい甘さでふわふわ・もちもちとした和菓子となっています。
中のお菓子は個包装になっているので、お土産として、またはお茶菓子としてもおすすめ。
岡萬本舗のお店以外でも、年末年始などは地元のスーパーに「か津ら ふぢ餅」が並ぶこともあり、お土産や自分用として手軽に購入することができます。
賞味期限は約10日ほどです。常温保存をするようにしてくださいね。
温かいお茶やコーヒーとの相性も良いですよ。
【「か津ら ふぢ餅」は全国菓子博覧会で名誉総裁賞を受賞したお菓子】~まとめ~
お菓子のオリンピックとも言われている全国菓子博覧会。
「か津ら ふぢ餅」は第23回で名誉総裁賞(技術部門)・第24回では無鑑査賞を受賞しています。
2017年「とくしま特選ブランド」にも認定されています。
長い歴史のあるお店で作られている「か津ら ふぢ餅」は、通販が可能です。
か津ら ふぢ餅 6個入【岡萬本舗の生菓子】【楽ギフ_包装】【楽ギフ_のし】【楽ギフ_のし宛書】【楽ギフ_メッセ入力】https://t.co/LKUasvWwF7 pic.twitter.com/iMTGNBscyf
— あれ?意外と安いかも♪ (@CxbrU) March 6, 2016
他にも、藤の実の形を表現したブッセや阿波和三盆糖と蒸し栗で作ったどら焼きなど常時20~25種類のお菓子が用意されています。
ぜひ一度ホームページをのぞいてみてくださいね。
《住所》
石井本店
〒779-3233 徳島県名西郡石井町石井字石井444-2 TEL:088-674-0038
《アクセス》
石井駅から徒歩約3分
《営業時間》
9:00~19:00(定休日:火曜日、祝日営業)
《料金》
・6個入:594円
・12個入:1,188円
・18個入:1,782円
※すべて税込価格。他、24個・36個入りあり。
《駐車場》
あり
《オフィシャル》
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