愛媛県を代表する銘菓「一六タルト」がまずいと言われる要因は何?
「一六タルト(いちろくたると)」は愛媛の定番銘菓で有名なのですが、”まずい”という意見の人と”うまい”という人と意見が真っ二つに分かれます。
”まずい”という人の理由を聞くと、大きく以下の三パターンに分類できます。
・ゆずの風味がどうにも苦手
・ゆずと餡の組み合わせ(柚子餡)が苦手
・甘すぎる!
など、実際に召し上がった方の口コミ(楽天市場やTwitterなどのSNS調べ)から検証した結果からわかったことです。
「一六タルト」は四国の特産である”柚子”がふんだんに使用されたお菓子。だからこそ”柚子の味や風味が苦手”という方には向かない食べ物なのかもしれません。
また、柚子餡が苦手…という意見もちらほら散見されます。
「小豆のあんこ」が一般的となっている現代において、みそ餡やごま餡、ましてや柚子餡などに違和感を感じてしまう人が多いのももっともな話です。
甘すぎる!というご意見も多かったです。
餡もそうですが、カステラ部分も甘い訳で、甘いものが苦手な人にはダブルパンチな食べ物かもしれません。
そうした食べ物を食べる際には一工夫すると良いかもしれませんね。例えば「抹茶」や「ほうじ茶」のように”飲み物”と一緒に召し上がる方法がおすすめです。
そもそも一六タルト(愛媛タルト)とは?その由来・歴史を解説
大阪人が今川焼き(回転焼き)をしばしば「御座候」とその店名で称してしまうのと
同じくらい、愛媛県民にとって馴染み深い「一六本舗」の一六タルト(愛媛タルト)。
今でこそ『愛媛タルト』と言えば通じるようになりましたが、普通『タルト』と
聞けばケーキ屋さんが出てくるあのビスケット生地の土台を思い浮かべますよね。
ですが愛媛で『タルト』とそれだけ言えば『愛媛タルト』を意味するそうです
ので、旅行者の皆さんはお気をつけ下さい(笑)
愛媛のお土産は一六タルト、期間限定の塩レモン!
うまうまw pic.twitter.com/cEXazSoZq2— ここの@PSO2 SHIP6 (@_coconon_) 2019年6月24日
その名前の由来は諸説あるのですが、『焼き菓子』を意味するラテン語からきて
いるそうで、初代松山藩主・松平定行公がポルトガル人から教わったのが始まりです。
当時のタルトはカステラの中にジャムが巻かれたものでしたが、それを現在の
ような餡入りのタルトに定行公が改良したと言われています。
そしてその製法が明治以降、松山の菓子職人に伝わっていき、愛媛を代表する
銘菓となったのです。すごく深い歴史を感じますよね。
愛媛タルトの中でも一級品!一六タルトの美味しさ・こだわり
愛媛タルトを製造・販売しているメーカーはたくさんあるのですが、中でも
一六本舗が一番人気に挙げられると思います。
【只今の取り寄せ和菓子】
愛媛(松山)より「一六タルト」(さくら・あまおう苺)を取り寄せました。
季節限定の2つのそれぞれの春の風味をどうぞお愉しみ下さい♪ pic.twitter.com/6DfCOGZm9Y— ちゃみせ茶るんへいらっしゃい (@oyama_chamise) February 26, 2020
まずはそのこだわりの〝の〝の字に詰められた餡!
まろやかな甘さを引き出す白双糖を加えたこしあんなのですが、皮がとられた
あずきを使われているので口当たりが本当になめらかなんです!
更に四国特産の柚子も入っているので、甘さの中にさっぱりとした爽快な風味も
広がります。
生地もしっとりなのにふっくらともしていて、絶妙にマッチしてお茶菓子に
まさにぴったりですよ。
#和菓子 一六タルト(塩レモン)松山一六本舗
茶花 額紫陽花、山ごぼう
平茶碗 黄瀬戸
梅雨の晴れ間に草取り。
山ごぼう(染色)くず(和菓子)へくそかずら(奈良時代から嫌われていたか…)等は油断するとジャングルに。とは言え 茶花の途切れた時用のピンチヒッターに少しずつ残しています。 pic.twitter.com/uroC8DppK0— nairu (@nairunokaze) 2019年6月26日
一六タルトは味も種類も豊富!食べやすい個包装タイプもあり
そんな一六タルトの種類はと言うと、先ほどご紹介したオーソドックスな柚子に加え
抹茶が常時展開されていて、期間限定でその他にも色々な味も一緒に販売されます。
今の時期はさっぱりとした「塩レモン」「甘夏みかん」がラインナップにありましたよ。
近所のスーパーでゲット😋松山銘菓🍊季節限定#一六タルト pic.twitter.com/ZciTsHZyCS
— 京の梅嶺 (@bunyansym) 2019年6月29日
ちなみに一六タルトは基本的に〝本〝単位で販売されていますが、食べやすいように
既にスライスされた状態で包まれているのでご心配なく。
また、色んな味を試してみたい方や一人暮らしの方のお土産に最適な一切れ入りの
個包装タイプもあるので、ばらまきお土産にも良いですよね。
愛媛を代表するだけあって購入しやすい一六タルト 通販もあり!
やっぱり愛媛を代表する定番中の定番銘菓と言うだけあって、一六タルトはとっても
購入しやすいです。
本店のインフォメーションは下記の通りですが、
ハチク(たけのこ)じゃなくて、
一六タルトじゃ。
八九🚙に乗って一六買いに行こかの。#大丸須磨店#名谷#一六タルト#一六本舗#四国銘菓#なくなり次第終了じゃ#89好きと繋がりたい#四国好きと繋がりたい#八九に乗って一六タルト買ってからハチク採りにいこ pic.twitter.com/Xs49Nj3NK9— スマ蔵スマ華【公式】 (@sumazo_sumaka) 2019年6月25日
【十六番館】
≪住所≫
松山市東石井2丁目22-13
≪定休日≫
年中無休
≪営業時間≫
8:30 ~ 20:00
≪電話番号≫
089-958-0016
≪駐車場≫
有
≪ネット販売≫
直営店があるほか、愛媛のお土産屋さんならどこでも大抵取り扱っています。
また、関東や関西でも販売されており、その店舗もHPで詳しく掲載してくれていますよ
⇒http://www.itm-gr.co.jp/ichiroku/shoplist/?page_id=212
通販から購入することももちろん可能です
⇒http://www2.enekoshop.jp/shop/ichiroku/?_ga=2.192905770.1080278239.1561885462-916508283.1561885462
たくさん種類がありますが代表的な商品のお値段はこちらです。
・一六タルト「柚子」1本(11切れ入り) 700円(税抜)
・ひと切れ一六タルト「柚子」 119円(税抜)
愛媛土産としてはもちろん、普段のお茶請けにもぴったりな一六タルト。
ぜひ食べてみて下さいね。
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